導入のポイント
JA出資型農業法人である株式会社JAアグリ三次(広島県、代表者名 冨野井利弘)、JA三次(広島県、代表者名 冨野井利弘)は、JAアグリ三次が運営する新規就農者の研修農場において、広島県、三次市、株式会社日立ソリューションズ東日本の支援を受け、『農業人材の成長を見える化する農業版iCD』(以下、農業版iCD)を活用した新規就農者の教育システムを構築しました。
2023年3月より、構築した教育システムを運用する人材育成支援クラウドサービス「TOP FARMERS」(有限会社トップリバーアカデミーが提供)を導入し、本格運用を開始しております。
導入概要
会社名 | 株式会社JAアグリ三次 様 |
導入年 | 2022年 |
ジャンル | 施設園芸・果樹 |
地域 | 広島県 |
生産品目 | アスパラガス・ぶどう |
栽培規模 | ハウス |
新規就農者 | アスパラガス2名・ぶどう2名(2022年度) |
導入した業務 | 【1st Step】:新規就農に必要な栽培技術、営農ノウハウ、知見の体系化、整備 ・アスパラガス・ぶどうそれぞれにおいて、新規就農時に必要な営農技術のうち、栽培技術、生産マネジメント技術を整備、クラウドサービスに登録 【2nd Step】:研修生の診断 ・クラウドサービスを利用して、研修生(1年目、2年目)の診断を行い、栽培技術、生産マネジメント技術の習得状況を把握。 【3rd Step】:e-ラーニング(教育コンテンツ)の整備 ・栽培技術、生産マネジメント技術の習得を効果的に進めるための教育コンテンツを準備。クラウドサービス上で研修生がいつでも受講できる環境を構築。 |
・栽培全般については、自分でもできていると感じていたが、それが形として見えた。
・4月の就農に向けては足りないところがまだ多いことが把握できた。
・研修による指導により、栽培技術全般については身に付いていることが確認できた。
・就農して自身で営農していくにあたり、まだまだやるべきことはあるが、4月の就農に向けて足りないところを指導していきたい。
・栽培全般については、自分でもできていると感じていたが、それが形として見えた。
・日々行っている作業と、年1回しか行っていない作業で習熟に差が出ていることがわかった。
・収穫、運搬等はしっかりと習熟できていることが確認できた。
・4月から入ってきて、11月に診断をしたので、全ての栽培技術については身に付いていないので、これから重要な作業を実施していく予定。
・客観的に能力が把握できてよかった。
・目に見えることで自分の欠けているところが、分かりやすかった。
年間通して実行して・いく中でさらに自分のレベルアップに活かしたい。
・模擬経営で技術を学ばしている段階で足りないところが明確になってよかった。 技術の所で就農準備、計画策定のところはアスパラガスと同様に強くしていくべきだと考えている。。